【考察】【水樹奈々】この時期だから歌詞の意味考えてみた
みなさんおはようございます、こんにちは、こんばんわ。
夏、ですね。
夏と言えば、あの曲ですね。
そうです。
「恋想花火」
ななしさんのnote水樹奈々「恋想花火」において、花火はいつ打ち上がったのか。|ななし|noteを拝見していた所、たまたま自分と同じ考えをお持ちでした。
この曲、初めて聞いた時に思ったのが
「情景がここまで分かりやすい曲あったか?」
と
「この物語に出てくる人物たちはどうなったのか?」
こんなに考えさせられる曲が、なか卯のCM曲とこちらにも個人的には驚きを隠せません。
さて、時期早々ですが、個人的結論。
僕が好きな君(この女の子も男の子の事を好きだった?が、中々自分の思いを伝えてくれない。来年の花火大会は進学?転校?寿命…?が待ち受けているために一緒に見られない)をやっとの思いで花火大会に誘ったが、僕がチキンなため告白できなかった、夏の話
男子女子の皆々様、いかがでしょうか。
祭囃子が響く中
夏の終わる匂いがした
夕暮れ 君と待ち合わせた駅
改札口を過ぎれば
今日で君とはさよならなんだ
引き止める理由があったらいいのに
季節は夏、しかも8月後半くらいかな?祭囃子は神社とかお寺でよく夏の時期に聞こえてくるアレです。
時刻は夕暮れ。
場所は駅、待ち合わせたと過去形になっています(ここだけではないですが全体的に過去形のため主人公の回想ストーリーのようです)。
今日で君とはさよならなんだ、とあり、今回が最初で最後であると読み取れます。
うつむく僕を覗き込み
戯けたように笑う君
最初で最後の二人だけの夜
いつもの裏道を抜けて
駆けてく君の背中を見て
好きだなんて、僕は言えないでいた。
君(女の子)、めちゃくちゃいい子やん…(泣)
いつもの裏道を抜けて、あるため同級生?幼馴染?なのでしょうか。
君は、駆けています。この日を相当楽しみにしていたのでしょうね。僕、何やってんだ。
心にずっと空いた穴を埋めるように
夜空に繚乱の花火が キラリ キラリ
綺麗だねってそっと呟く君の手を
強く握りしめていた
強く握ってんのに!!僕は何やってんねん!!
すみません、取り乱しました。
はじめて出会った頃
誰よりも笑う君に見惚れて
優しい人だと思った
笑顔の裏では
ひとりで涙を流している
そんな君が誰より大切なのに
何もできないでいた
再度、僕のチキンっぷり全力発揮です。
そして僕の一目惚れの相手とも読み取れます。
ただ、ここで疑問が。
「なぜ僕は君が裏で涙を流しているのを知っているのか?」
誰かから、裏事情を聞いたのか、はたまた、僕は何年も花火大会に誘おうとしていたが、結局誘えなかったのか(誘わなかったのか)。
さよならじゃ
形容できない
いつまでも忘れないよ
あの日見た花火のように
僕の中で今も咲き続けているんだ
「さよならじゃ 形容できない」「あの日見た花火のように」とあることから、この辺りから、完全に君がいなくなった世界になりました。
心にずっと空いた穴を埋めるように
君の涙の欠片が ひらり ひらり
繋げなかった僕たちの未来はきっと
夏の幻だったから
僕の言い訳タイムですね。
「繋げなかった僕たちの未来はきっと 夏の幻だったから」
とありますし、言い訳タイムである事も考慮すると、多感な時期、とりわけ中学生か高校生くらいの話なのではないか、と推察します。(ここまで表現できるかはさておき)
夜空に満開の花火が上がる頃
君のいない世界で僕は泣いたよ
いつか他の誰かと結ばれても
僕は思い出すだろう
とある夏の日の蜉蝣
夢を揺蕩う
先程、君の寿命では、と考察しましたが「いつか他の誰かと結ばれても」とありますし、亡くなったわけでは無さそうです。(良かった)
ここで難しい表現。
揺蕩う
(一般)
【たゆたう】
あちらこちらに、ゆらゆらと揺れ動いて定まらない様のこと。
実際に存在するモノ(船など)や、気持ちが定まらない人の心の様を表す。
ユラユラと揺れ動いている。僕は想いを伝え切ることができなかった、君に対して、まだ好きなんだという事がわかります。チキンです。
もしかしたら、僕にも想う人ができたけれども、この曲中に出てくる君のことが忘れられ図にいるのかも知れません。
以上、考察でした。あくまでも私個人の考えで、正解ではないので、その辺りご容赦頂けると。
この二人の、その後、みたいな曲も作って頂けると何かと嬉しいかも知れません。
散々けなしてきた点もありますが、いい曲である事は間違いないので、コロナウイルスが終息し、ライブが開催された暁には、是非とも聴きたい曲です。
それではまた。